私がWAIS-IV(発達障害・知能検査)を受けた流れを解説します
今回は、私が実際に受けた**WAIS-IV(知能検査)**について、検査を受けるまでの流れや検査内容、結果が出るまでの期間などを実体験をもとに紹介します。
これから検査を受けようか悩んでいる方の参考になれば幸いです。
検査を受けるまで
まず、WAIS-IVを受けるためには、検査を実施している精神科や心療内科を探す必要があります。
私の場合は、当時うつ状態で治療を受けており、仕事もうまくいかず、「もしかすると発達障害があるのではないか」と思い、検査を受けることにしました。
病院へ電話をかけ、「精神科を受診したいこと」と「発達障害の検査を受けたいこと」を伝えました。
その際、「なぜ検査を受けたいと思ったのですか?」と簡単な質問があり、私は「仕事がうまくいかないこと」や「子どもの頃から周りよりどんくさいと言われることが多かったこと」を話しました。
その後、精神科を初めて受診しましたが、その日のうちに検査は受けられませんでした。
私の場合は約3週間後に検査の予約を取り、検査当日を迎えました。病院にもよると思いますが、発達障害の検査は予約が埋まっていることが多く、数週間待つケースも珍しくないようです。
検査当日の流れ
検査は主治医ではなく、公認心理師(または臨床心理士)の方と一対一で行いました。
① 問診
まず最初に、いくつか質問を受けました。
内容は、
- なぜ検査を受けようと思ったのか
- 子どもの頃の様子
- 落ち着きはあったか
- 学校生活で困ったことはあったか
- 現在の仕事の様子
- 大人になってから困っていること
などでした。
自分のこれまでの生活について詳しく話す時間だったと覚えています。
② 積み木(パズル)の検査
次に、赤と白の模様が描かれた積み木を使い、お手本と同じ形を作る検査を受けました。
最初は簡単だったので「意外とできそう」と思いましたが、だんだん難しくなり、中盤あたりからほとんど解けなくなってしまいました。
時間制限もあり、最後まで解くことはできませんでした。
③ 言葉やコミュニケーションに関する検査
続いて、「AさんとBさんが~」というような場面が書かれた問題を読み、「Aさんはどう思っていると思いますか?」などを答える検査がありました。
正解・不正解というより、自分がどう考えるかを答える形式だったと記憶しています。
④ 暗算の検査
次は暗算の検査でした。
最初は「1+4」のような簡単な問題でしたが、徐々に難しくなり、「14+23」のような計算へと変わっていきました。
私は昔から算数が苦手だったため、中盤あたりで頭がいっぱいになってしまい、ほとんど解けなくなりました。
答え合わせはなく、そのまま次の検査へ進みました。
⑤ 数字の暗記(記憶)の検査
最後は記憶力の検査でした。
最初は3桁程度の数字を聞いて、そのまま復唱します。
その後は桁数が増えていき、私は6桁くらいで覚えられなくなりました。
さらに難しかったのが、「言われた数字を逆から答える」という問題です。
こちらは4桁あたりから混乱してしまい、ほとんど答えられませんでした。
こうして、すべての検査が終了しました。
結果が出るまで
検査結果が出るまで約3週間かかりました。
結果説明の日には、心理士の方から検査結果の用紙を受け取り、IQや各項目の詳しい説明を受けました。
説明では、私の場合は同年代の平均と比べて能力に大きな差があることや、得意・不得意な分野について詳しく教えてもらいました。
その後、医師の診察なども踏まえ、私は発達障害と軽度知的障害があることが分かりました。
検査費用
私が受けたときの費用は、およそ4,000円でした。
病院や保険の適用状況によって金額は異なりますが、そこまで高額ではありませんでした。
まとめ
WAIS-IVは、自分の得意なことや苦手なことを客観的に知ることができる検査です。
なお、WAIS-IVだけで発達障害が診断されるわけではなく、問診や生育歴、普段の様子などを含めて総合的に診断されます。
もし「仕事がうまくいかない」「子どもの頃から周りと違和感があった」「自分の特性を知りたい」と感じている方は、一度精神科や心療内科で相談してみるのも一つの方法だと思います。
この記事が、これから検査を受けようと考えている方の参考になれば嬉しいです。


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